2007年3月12日月曜日

ぶるーのーと東京


へ行ってきました。


地下鉄表参道駅から降りて10分弱、
おしゃれな街を行くと、
これまたしゃれたでかいブティックの横にありました。

階段を降りると、
そこには高級レストランのエントランスのような受付が。


ライブハウスは何度かいったことはありますが、
比べ物にならない…、というかまったく違うものでした。
ちょっといいレストランとでかいライブハウスを合体させた
「大人」な空間でした。



確かにチケットも諭吉さん一人分でしたし、
それを考えれば席だけでも、
良い感じなんだろうなと思っていたら想像を超えていたよ。



一緒に行った野郎ども(オレ含め4人)は、
ライブの後すげえよかったけど来る面子が間違ってるな、と。
まあ女の子と一緒に来ると、
いい感じのムードが出るお店である気はするね。

でも、やっぱ音楽やら映画やらって人の好みがあるから、
どうも3人以上いないと終わった後、
一緒に行った人の意にそぐわない内容だったら
気まずい感じになって、微妙んだよなぁ…。

だから映画とか一人で見に行っちゃうんだよな…。
いけないよな…。





で、肝心の内容。
本日のお目当てはマーカスミラーという人。



ベースでベンベンやっちゃう人みたいです。
名前は全然知らなかったのですが、「just the two of us」という曲をすでに知っており、
どうやらその大ヒット曲でベーシストを10代にしてやっていたそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=EjheiI0BFqg
↑ちなみにこれは「just the two of us」のウィルスミス版。結構かっこいい。
でも、ino hidefumiという人のアルバムにも入っていて、これが渋い。
http://www.tenement.jp/Japanese/ir/index2.html

まあとにかく演奏に関しては、完璧でした。
ただちょっと個人的には、ベースの音ってどうもパンチがなくて「関西風味」な感じだった。
ただ、出汁は良く出ている。

しかし彼や彼のバックの演奏家達は、本当に楽しそうに演奏をしていた。

彼らは「仕事をしている」という意識でステージに上がっているのだろうか?

多分ちがうだろうな。


そこに山があるから上りたくなって上るのと一緒だろう。
そこに舞台があって、自分を盛り上げてくれるお客がいるからやっちゃうんだろうな。

客のためにっておもってはじめる演奏家なんていないよな。
自分が大好きではじめて、それをどんどん極めていくなかで、
ライブでの演奏・表現って、多分自分のチカラだけでなくお客からのエネルギーも含めて、
初めて頂点に達することができるんだろうなあ。

モノを作ったり、人にモノを教えたり、一緒に話をしているときもおなじなんだろうな。
まずは、行為自体への欲求があり、それを認め高めてくれる存在が現れて、
初めてそのモノの真のすばらしさが表れるんだろうな。


すきこそ物の上手なれ。


良い言葉だ。

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