へ行ってきました。
地下鉄表参道駅から降りて10分弱、
おしゃれな街を行くと、
これまたしゃれたでかいブティックの横にありました。
階段を降りると、
そこには高級レストランのエントランスのような受付が。
ライブハウスは何度かいったことはありますが、
比べ物にならない…、というかまったく違うものでした。
ちょっといいレストランとでかいライブハウスを合体させた
「大人」な空間でした。
確かにチケットも諭吉さん一人分でしたし、
それを考えれば席だけでも、
良い感じなんだろうなと思っていたら想像を超えていたよ。
一緒に行った野郎ども(オレ含め4人)は、
ライブの後すげえよかったけど来る面子が間違ってるな、と。
まあ女の子と一緒に来ると、
いい感じのムードが出るお店である気はするね。
でも、やっぱ音楽やら映画やらって人の好みがあるから、
どうも3人以上いないと終わった後、
一緒に行った人の意にそぐわない内容だったら
気まずい感じになって、微妙んだよなぁ…。
だから映画とか一人で見に行っちゃうんだよな…。
いけないよな…。
で、肝心の内容。
本日のお目当てはマーカスミラーという人。
ベースでベンベンやっちゃう人みたいです。
名前は全然知らなかったのですが、「just the two of us」という曲をすでに知っており、
どうやらその大ヒット曲でベーシストを10代にしてやっていたそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=EjheiI0BFqg
↑ちなみにこれは「just the two of us」のウィルスミス版。結構かっこいい。
でも、ino hidefumiという人のアルバムにも入っていて、これが渋い。
http://www.tenement.jp/Japanese/ir/index2.html
まあとにかく演奏に関しては、完璧でした。
ただちょっと個人的には、ベースの音ってどうもパンチがなくて「関西風味」な感じだった。
ただ、出汁は良く出ている。
しかし彼や彼のバックの演奏家達は、本当に楽しそうに演奏をしていた。
彼らは「仕事をしている」という意識でステージに上がっているのだろうか?
多分ちがうだろうな。
そこに山があるから上りたくなって上るのと一緒だろう。
そこに舞台があって、自分を盛り上げてくれるお客がいるからやっちゃうんだろうな。
客のためにっておもってはじめる演奏家なんていないよな。
自分が大好きではじめて、それをどんどん極めていくなかで、
ライブでの演奏・表現って、多分自分のチカラだけでなくお客からのエネルギーも含めて、
初めて頂点に達することができるんだろうなあ。
モノを作ったり、人にモノを教えたり、一緒に話をしているときもおなじなんだろうな。
まずは、行為自体への欲求があり、それを認め高めてくれる存在が現れて、
初めてそのモノの真のすばらしさが表れるんだろうな。
すきこそ物の上手なれ。
良い言葉だ。
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