2007年4月22日日曜日

「仕事×夢」 講義で考えたこと

先週今週と、古館プロジェクト主催の講義を受けてきた。

これから社会人になる学生や、ちょっと面白そうなので聞きにきた社会人がそこそこきていた。

内容は、ちょっと先輩達の仕事術について。

先週は放送作家の仕事術。
そして今回は、ナンジャタウンやスイーツフォレストのショースペースデザイナー野内隆氏の話。

前回は本当に放送作家的な仕事のやり方。
量によって質を生み出すやり方を聞いた。
プレゼンが、インパクトがまず大切だということも改めて感じた。
賢い企画書も大事だけど、ぱっと見て面白いかどうかがやっぱり大事だよね。

そういえば、最近コント番組がなくてエンタの神様がはやっているのは、現代の視聴者の求めているものを反映した結果なんだそうだ。

じっとテレビを見ている時間が少なくなった昨今、
笑いの「落ち」はコンパクトかつ頻繁に来なくては、
視聴者を捕まえておくことができないのだ。

これは、落語が廃れ漫談・漫才が流行していった経緯と同じかもしれない。

彼の仕事のスタンスとして、面白い表現があった。

かれは「めんどくさい」らしい。
その「めんどくさい」を、どうにか楽に、楽しくできないかなというのが発想の原点。

たしかにそうだ、商品開発の研修を受ければ、やはり消費者の問題意識に新しい商品の種は埋まっていると教わる。
みな考えることは同じであり、そこに真理があるのだろう。


そして今回の野内さん。
この人が経験豊かで非常に面白い話を聞いた。
まあイロイロ個人的なこともきいたがここでは省くとして、
彼がこの講義で伝えたかったこととしては以下の5つかな。

●脱既成概念(視線を変える。無理やりにでも。)
●モノを作るときに背景(バックストーリー・バックボーン)をしっかりつくリ込む
●プロジェクトでの作業では、メンバー内での共通言語、共通イメージを常に明確にすること
●ものづくりのテーマ(キーワード)は厳選すること(3つ)
●夢を語ったらその後に「でも」は言わない

あーたしかにそーだなーって。
仕事の内容が、お客さんに楽しんでもらうものづくり、
という点で共通する部分があり非常に得心のいく話だった。

このほかに、こんなものも紹介してくれました。

■9マス日記
http://mandalanikki.com/
9マスの箱の真ん中に究極の夢を書き、
その周囲にも達成したいことを書いていきます。
そしてさらにその9マスの周囲に9マスを書き、
そこに最初の9マスの達成したいことを
具体的に行動に移すすべを書いていきます。
これをつづけて身近なアクションへたどり着くというもの。

で日記のほうは、一日を9マス(9項目)にわけて
整理してデータベースにするもの。
USBをつかった便利アイテムもでているのはWEBで知った…。
たけーよ。

しかしこの考え方はいいので、自分なりに応用して利用したい。


■インプロ
http://www.impro.jp/
即興劇のこと。
ようするに、適当な会話をちゃんとやること(笑
結構ふいに僕はやるんだけど、ついてきてくれる人はなかなかいない。あえてこれをちゃんとやりこむと、頭がフル回転になって楽しくなる気がする。
ちょっと、興味深い。


■浅見帆帆子「あなたは絶対運がいい」
これはまず読んでみます。
ただ、氏の話からするに
要するに「ポジティブシンキング」が大事だということみたい。
「あーだめだだめだ」「あいつが悪いんだ」など、人のせいにしたり愚痴ばかり言っていると、本当に負のエネルギーばかりが周囲にたまってしまう。
そして、そのエネルギーは同類を呼んで更にその負のエネルギーは増幅してしまう…。
人間が口から出す言葉っていうのは、すごい力を持っているわけです。

「口では簡単に言えるけど・・・」といいますが、
成功するのは難しくても言うのは用意ならば、まずは「成功してやる」って口に出してみようかなと。
もちろん努力しないで言っているだけなら、口だけ人間になってしまいますが、やってやるって言えば「腹をくくれる」というか、気持ちが前向きに引き締まる気がします。

まあでも結構僕は楽天家なところがあるので、
これは結構地で行っているかも。
人には「テキトー」っていわれるけど、
それはそれで結構気持ちのいい言葉だったりします。

常に笑顔を絶やさずいきたいです。



・・・と、こんな感じの講義でしたとさ。
最近夢ってなんだろとか、
夢のためになにかやるっつったって何をやるべきかとか、
悶々としている感じだったのですが、
なんとなく動き出すキッカケがもらえたような気がします。

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